あなたの商品の強みはどうやって判断するのか?USPの重要性(その2)
USPとはユニークセリングプロポジションの略で簡単に言うと“あなた(の商品・サービス)だけの独自の強み”でしたね。
詳しくは弊社ブログの競合ではなく”あなたから買う理由の探し方”がわかるで書いています。
あなた(の商品)にはきっとたくさんの強みがあるかと思います。
- 安い
- おいしい
- 近い
- 質が高い
- 健康に良い
多くの強みがあったらすべて紹介したくなりますが何を優先してターゲットに伝えるべきなのかを説明します。
その判断基準はたった2つです。
①ターゲットの悩み(問題)に効果がある事。
②ライバルが真似できない(しにくい)事。
(1)ターゲットの悩み(問題)に効果がある事。
(1)に関しては「そんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれませんがターゲットの悩みは何なのかをアンケートやお客様の声などからきちんと分析を行って、把握していることが前提となっています。
またターゲットの悩みに効果的であるときちんと伝わらなければ意味がありません。
白髪染めでも一度染めれば1か月効果が続く高品質な白髪染めを求めているのか?それとも出かける時にサッとひと塗りするだけで1日だけ効果がある白髪染めを求めているのか?で全く強みの表現の仕方が違います。
あなたはターゲットの一番の悩みを知っていますか?
あなたの商品・サービスの強みはその悩みの解消をウリにしていますか?
(2)ライバルが真似できない(しにくい)事。
(2)に関してもライバルをきちんとリサーチしておかなければ
“ターゲットに全く響かない強み”を打ち出していた!
なんて失敗に繋がります。
無農薬野菜を使用しています!
→ライバルは契約農家から当日取れた無農薬野菜を仕入れているかもしれません。
スマホからの予約で待ち時間が少ないです!
→ライバルは訪問予約で無駄な移動時間がゼロかもしれません。
あなたはライバルのリサーチを行っていますか?
ライバルのリサーチの頻度は決めていますか?
他の誰もが提供していないような特別な利益やメリットの事をUSP(ユニークセリングプロポジション)と言います。
有名なUSPとして
“30分以内に届かなければタダ”“今日発送したら明日に到着”
などが挙げられます。今でこそライバルにも真似されていますが当時は「そんな無茶な約束出来るわけがない」と各業界に衝撃を与えました。
そこまで強烈なものじゃなくても「地域で唯一」「(あるジャンルで)1位を獲得」などいろいろなジャンルで考えたものでも良いので独自のUSPを考えてみて下さいね。
まとめ
商品・サービスの強みの判断基準は…、
(1)ターゲットの悩み(問題)に効果がある事。
(2)ライバルが真似できない(しにくい)事。
この2点が最も高いものを最優先にする。
この判断をするために必要な事は…、
(1)ターゲットの悩みをリサーチすること
(2)ライバルの強みをリサーチをすること
この2点を行う事です。
(大阪府岸和田市自宅事務所より更新)